ライバーの収入源とは?アプリを使って稼げる仕組みなどを徹底解説!
目次
ライバーの収入源は視聴者からの投げ銭がメイン
ライブ配信アプリを使った生配信を行っている人をライバーと呼びます。
もともとライブ配信をメインでやっている人はいましたが、近年職業として注目を集めるようになってきました。
ライブ配信アプリの種類が増えてきたことも大きな理由だと考えられます。
しかし、ライバーという職業を始めたとしても、本当に稼げるのか不安に感じる人もいるものです。
そこで今回の記事では、ライバーの収入減や平均収入、ライブ配信で稼ぐためのコツについて解説していきます。
ライバーの収入源とは?
ライバーの収入源はいったい何なのか気になる人も多いでしょう。
そのためまずは、ライバーの収入源からみていきます。
視聴者からの投げ銭
ライバーの収入源は、視聴者からの投げ銭がメインとなっています。
投げ銭は、視聴者が購入したギフトを受け取るというものです。
ギフトによってポイントが決まっていて、その合計ポイントに応じて収入を得るという仕組みです。
アプリによって還元率が大きく異なるので、1ギフト当たりいくらと言い切ることはできません。
投げ銭の獲得方法もアプリによりますが、基本的には視聴者が応援したいと思えるライバーにギフトを送るという形になっています。
つまり、ライバーとして稼ぐためには、視聴者とのつながりが重要になるのです。
配信サービス上のイベントの賞金
利用している配信サービスによりますが、イベントが開催され、上位にランクインすると賞金がもらえることもあります。
イベントは、視聴者数を競うものや獲得したギフト数を競うもの、イベントに適した動画制作で審査されるものなど、内容は多岐にわたります。
イベントの優勝者や上位にランクインしたライバーには、商品や賞金が付与されるので、トップを目指すライバーは少なくありません。
上位を目指すためには、これまでの積み重ねでファンを多く獲得している人の方が有利です。
そのため、ライバーとしてしっかり収入を得るためには、時間をかけて視聴者との信頼関係を築いた上で、イベントに参加する必要があります。
時給制を取り入れているアプリを利用
ライブ配信アプリの中には、時給制を取り入れているところもあります。
配信時間に応じて報酬が発生するという仕組みなので、安定した収入が期待できます。
Pocochaの「時間ダイヤ」もこれに含まれるでしょう。
「時間ダイヤ」は、配信時間に応じてライバーランクに基づいて得られるものです。
しかし1日2時間半が上限となっているので、毎日コツコツと続けなければ思ったような収入を得られない可能性があります。
安定的な収入を得たいなら、純粋な時給制を採用しているライブ配信アプリの方がおすすめです。
事務所に所属することで時給制になるといったパターンもあります。
企業案件
人気ライバーになると、企業案件を受けるケースも多くなります。
企業案件は、商品やサービスの紹介、イベントの告知などがあります。
案件の内容や規模によりますが、商品提供を受けたり、紹介から商品が購入された数に応じて報酬が支払われたりするという仕組みです。
広告塔のような役割を担います。
企業案件を受けられるようになれば、より大きな収入を得やすくなります。
そのレベルを目指すには時間がかかりますが、地道に視聴者を増やし、知名度が高まっていけば依頼が来る可能性はあるでしょう。
ライバーの平均収入はどのくらい?
ライバーを目指すのであれば、いったいどのくらいの収入が得られるのか気になるものです。
続いては、ライバーの平均収入についてみていきましょう。
トップライバーの場合
トップライバーは、平均年収が1,000万円~1億円ほどと言われています。
月収に換算すると、80~800万円ほどになります。
海外でもライブ配信をする人は増えていて、1ヶ月で1億円稼ぐ凄腕ライバーもいるのです。
日本国内でも、ライバー活動のみで月収1,000万円以上の収入を得ている人もいます。
当然トップライバーになるのは簡単ではなく、これまでの積み重ねが生んだ結果です。
配信をするだけではなくイベントにも積極的に参加するなど、努力を怠らなければこのレベルに近づける可能性もないとは言い切れません。
配信アプリでは常に上位にランクインしているため、そのような人の配信を見てみると、ライバーとして学べることがたくさんあるはずです。
中堅ライバーの場合
中堅ライバーの平均年収は100~1,000万円です。
月収に換算すると、8~80万円ほどです。
このように開きがあり、毎月の収入が安定していない可能性も高いです。
イベントがあればまとまった収入が入るけれど、普段はそこまでではないといったケースも容易に考えられます。
収入が不安定なので、他の収入源を持つライバーも少なくありません。
しかし、月収10万円を超えていれば副業としてみた場合、十分稼げているレベルだと言えます。
月収20万円くらいある場合は、本業の会社を辞めて配信活動に専念しても安定的な収入が期待できるレベルです。
初心者ライバーの場合
初心者ライバーは、数千円~数万円程度の収入を得ていれば良い方です。
ライバーになったばかりの人だと、配信による収入がゼロというケースも非常に多いです。
ほぼ無収入と言う場合は、配信スタイルを見直すなど工夫が必要になります。
人気ライバーを目指すなら、定期的に決まった時間の配信を継続したり、人気ランキングで上位を目指すために注目してもらう努力をしたりすることも重要です。
継続していれば段々と視聴者が増えていき、常連になってくれる人も現れます。
そうなってくれば、ライバーとして成長している実感も持てるので、モチベーションが高まっていくでしょう。
ライブ配信で稼ぐためのコツ
ライブ配信をスタートして稼ぐためには、押さえておきたいコツがあります。
いったいどのようなコツがあるのか、いくつかピックアップしてご紹介します。
配信を定期的に継続する
配信時間が日によって違ったり、日数が空いたりすると、視聴者が集まりにくくなります。
毎日配信するなら時間を決めたり、配信する曜日を決めたりすると、見てくれる人の層も固定されやすくなるので、意識してみてください。
アプリのトップに「Live中」などの一覧が表示され、そこから見てもらえるケースもあります。
最初のうちは当然視聴者も集まりにくいですが、諦めてはいけません。
SNSで配信用アカウントを作り、そこで告知するなどの取り組みを行っているライバーもいます。
1ヶ月、2ヶ月と配信を継続していけば徐々に常連も増えていき、投げ銭の金額も徐々に増えていくはずです。
人気ライバーの配信を参考にする
人気ライバーはいったいどのような配信をしているのか、視聴者とはどのような関係を築いているのか、などを参考にするのもおすすめです。
実際にコメントするとどのような返答をしてくれるかもわかるので、自分自身の配信にも活かせるでしょう。
また、人気ジャンルを知るための情報源にもなります。
全てをマネするのではなく、自分の中で取り入れたい部分だけ取り入れるようにするのがポイントです。
二番煎じでは飽きられてしまう可能性が高いです。
イベントに参加する
ライブ配信アプリではイベントを行っていることも特徴の1つです。
イベントに参加して結果を残せれば、それだけ知名度が爆上がりする可能性もあります。
参加すればランキングに関わらず注目される機会も増えるので、視聴者の獲得にもつながりやすくなるでしょう。
このようなメリットがあることからライバーの多くは、イベントがあると積極的に参加しているのです。
趣味や特技を活かした配信をする
ライバーになるなら、趣味や特技を活かした配信をするのも良いでしょう。
雑談をメインにしているライバーもいますが、たくさんの人が雑談配信をしているので、ライバルは非常に多いです。
差別化するためには、あなたの趣味や特技を活かし、他とはちょっと違う配信を意識してみてください。
歌ってみたや弾いてみたなども人気が高いので、歌や楽器ができるのであれば挑戦してみる価値は大いにあります。
ライバーは努力次第で高収入を目指せる職業!
ライバーは、最初のうちこそ収入は安定しません。
しかし、「継続は力なり」という言葉があるように、時間をかけることで人気度が高まり、投げ銭が増えていきます。
配信者としての規模が大きくなれば、企業案件を獲得できる可能性もあるので、努力すれば高収入を目指せる可能性も大いにある職業なのです。
ただし、配信者の数は増えているのでライバルが多く、簡単に稼げる人気ライバーになれるわけではありません。